台湾、日本を拠点とするサイバーセキュリティの最先端企業である CyCraft は、Gartner の『2021 Market Guide for AI Startups, Greater China』において、代表的な AI スタートアップの1社として選ばれました。世界に利益をもたらすことが期待されています。
Gartner の『Market Guide』は、AI テクノロジーの重要な注目点と使用事例についての詳細な分析を紹介し、世界中のリーダーに必要な情報を提供しています。自然言語テクノロジー(NLT)、コンピュータービジョン(CV)、機械学習(ML)、AI 対応ハードウェア(AI チップ、ドローン、自動運転車両など)などの分野の情報が含まれています。今回の『2021 Market Guide for AI Startups, Greater China』に 47 社 AI スタートアップ企業を紹介しました。Gartner によると、この 47 社 AI スタートアップ企業は中国企業にとっても世界全体の企業にとっても利益をもたらすことが期待されています。
レポート中に紹介されている 47 社のうち、7 社が台湾、5 社が香港の企業です。そして、サーバーセキュリティ関連の製品やサービスを中心に手掛けているのは CyCraft のみです。
CyCraft MDR(マネージド検知・対応)サービスでは CyCraft AIR が活用されています。これは CyCraft Technology が設計した、AI とデジタルフォレンジック技術による脅威検知・対応プラットフォームです。CyCraft AIR は疑わしい行為を検出することが得意しており、エンドポイントが数十万に及ぶ大企業でもサイバー状況の継続的な監視と管理を可能としています。CyCraft AIR は拡張性の高いソリューションで、脅威の自動判別、自動アラート通知、相関分析、自動調査など機能があり、いろんな場面のインシデント対応が可能です。
CyCraft 創業者兼子会社株式会社 CyCraft Japan CEO の Benson Wu が「CyCraft はサイバーセキュリティにおける人間と AI の連携を目指しています。この 2 年で私たちは AI による革新的なセキュリティ運用プラットフォームである CyCraft AIR を開発し、運用に移しました。エンドポイントの情報、MITRE ATT&CK のフレームワーク、世界中脅威情報、三者を効果的に統合して最適なソリューションを実現し、アジア太平洋地域の政府機関や企業の顧客からの数百万に及ぶエンドポイントを効率的に管理することができます」と語りました。
CyCraft Technology は今年、レポート『2020 年代の小規模、中規模、大規模組織のセキュリティ』を発表しました。このレポートは、企業の規模を問わず、SOC(セキュリティオペレーションセンター)の機能、SOC の役割と責任、SOC メンバーのストレス原因、SOC のオペレーションを効果的かつ効率的なモデル化の方法について見解を述べました。また、このレポートには、Gartner の「中規模企業が MDR プロバイダーを活用すべき理由」についても紹介されています。[1]
Research and Markets [2] の計算によれば、「MDR 市場の規模は 2019 年には 8 億 9380 万ドルに達している。2024 年には年平均成長率は 16.4 %、市場規模は 19 億 790 万ドルに達すると見込まれる」。
そして、Gartner の『2020 Market Guide for Managed Detection and Response Services』[3] も、「2025 年までに組織の 50% が MDR を使用した脅威のモニタリングと対応により脅威の封じ込めを行うようになる」と推定しています。
CyCraft の顧客は、CyCraft AIR を導入することで、サイバー侵害によるビジネスへの致命的な影響を阻止することができます。CyCraft AIR は、エンドポイントからネットワークまで、調査からブロックまで、社内オンプレミスからクラウド環境まで、規模の大小を問わずすべての企業に必要な要素を網羅しています。CyCraft のソリューションでは、リアルタイムの保護と組織全体の状況の把握により最新の脅威に対抗することができます。
昨(2020)年、CyCraft AIR は MITRE ATT&CK® 評価にて他社製品を上回り、構成変更が不要であることが評価されました。CyCraft AIR と CyberTotal は Interop Tokyo 2020 の「Best of Show Award」にてセキュリティソリューション部門のグランプリを受賞したほか、2020 Cybersecurity Excellence Awards で、MDR(マネージド検知・対応)サービス、インシデント対応、脅威情報、人工知能などの分野で、25 を超える賞を受賞しています。CyCraft はインシデント対応セキュリティチームの最高峰組織である FIRST のメンバーでもあります。
Gartner は 1979 年創業の最先端の研究・顧問企業です。創業以来、Gartner は主力のテクノロジー研究だけにとどまらず、きわめて重要な優先順位の決定や組織の将来の構築に必要な、重要なビジネス分析、情報、ツールを世界中の先端企業に提供しています。詳細については https://www.gartner.com/en をご覧ください。
CyCraft は革新的な AI 主導のテクノロジーを使用して情報セキュリティソリューションを自動化しています。MDR(マネージド検知・対応)サービス、世界規模のサイバー脅威インテリジェンス(CTI)、セキュリティオペレーションセンター(SOC)業務ソフトウェア、インシデント対応(IR)、企業サイバーセキュリティ健康診断(Cyber Health Check:HC)、テレワーク対応のセキュアフロムホームサービスなど、幅広くサービスを提供しています。政府機関、警察・防衛関連組織、Fortune Global 500 企業、大手銀行や金融機関、主要インフラ、航空会社、遠距離通信企業、ハイテク企業、中小企業などに、CyCraft のセキュリティソリューションが導入されています。
2020 年代に必要なサイバーセキュリティソリューションの構築をご希望の方は sales-jp@cycraft.com までお問い合わせください。
本プレスリリースは Gartner が主著または共著ものではありません。また、Gartner は本プレスリリースで言及されている研究出版品の中のどのベンダー、製品、サービスについても保証しません。Gartner の研究は、Gartner の研究アナリストの意見に基づくものであり、事実として解釈すべきものではありません。Gartner は本プレスリリースで言及されている研究に関して、特定目的での商品性や適合性の保証を含め、明示的または暗示的ないかなる保証もするものではありません。
[1] CyCraft レポート『2020 年代の小規模、中規模、大規模組織のセキュリティ』をダウンロード
[3] Gartner 『2020 Market Guide for Managed Detection and Response Services』
CyCraft(サイクラフト)は、AIによる自動化技術を専門とするサイバーセキュリティ企業。2017年に設立され、台湾に本社、日本とシンガポールに海外拠点を持つ。アジア太平洋地域の政府機関、警察・防衛機関、銀行、ハイテク製造業にサービスを提供している。CyCraft の AI技術 と機械学習技術によるソリューションが評価され、CID グループ とテマセク・ホールディングス旗下のパビリオンキャピタルから強力なサポートを獲得し、また、国際的トップ研究機構である Gartner、 IDC、Frost & Sullivan などから複数の項目において評価を受けている他、国内外の著名な賞をいくつも受賞している。また、国内外を含む複数のセキュリティコミュニティ、カンファレンスに参画し、長年にわたりセキュリティ業界の発展に尽力している。