2025 年 3 月 14 日、 CyCraft は第 17 回 Asia Pacific Next Generation Camp ( APNG Camp ) に招待され、講演を行いました。本イベントは、アジア太平洋地域の革新的な技術リーダーとサイバーセキュリティ分野の専門家が集まり、情報セキュリティ、デジタルトランスフォーメーション、未来の技術開発動向について議論し、国際的な技術交流と協力を促進するものです。
APNG Camp(Asia Pacific Next Generation Camp)は、アジア太平洋地域の若手人材を対象とした交流およびトレーニングプログラムで、このプログラムは、若手人材に対してサイバーセキュリティおよび情報通信技術の理解を深め、国際的な協力ネットワークを築くことを目的としています。また、サイバーセキュリティ専門家や APNG 委員会のメンバーとの交流の場を提供しています。創設以来、多くの技術人材を育成し、アジア太平洋地域の産業と技術の協力を促進してきました。
今年、CyCraft Japan CEO 兼共同創業者の Benson Wu (以下、 Benson )は、基調講演に招待され、「 AI 駆動型サイバー回復力:サプライチェーン攻撃の予測、シミュレーション、推論」と題したプレゼンテーションを行い、人工知能がサプライチェーン攻撃の防御能力をどのように向上させるかについて発表しました。
Benson は、サプライチェーン攻撃は攻撃者が企業間の信頼関係を利用し、サプライヤー、パートナー、第三者サービスを通じて組織環境に侵入し、深刻なサイバーセキュリティ脅威を引き起こすことだと強調しました。従来の受動的なサイバーセキュリティ防御では、現在の急速に変化する攻撃パターンに対応するには不十分であり、企業は AI 駆動の予測、防御および意思決定メカニズムに移行して、回復力を効果的に向上させる必要があると述べました。
Benson が示した 3 つの要点
サプライチェーン攻撃がますます深刻化するにつれ、サイバーセキュリティ分野における AI の応用は、政府、企業、重要インフラが新たな脅威に対抗する上で不可欠な重要な技術となっています。CyCraft のサイバー脅威監視・リスク管理自動化プラットフォーム「XCockpit」は、 AI 駆動の予測、防御、意思決定メカニズムを応用し、「 EASM 外部資産エクスポージャー管理」、「 IASM アイデンティティ攻撃サーフェス管理」、「 Endpoint エンドポイントセキュリティ態勢管理」を通じて、外部から内部までワンストップの包括的なサイバーセキュリティ防御を提供します。
最新のサイバーセキュリティ技術とサイバー脅威監視・リスク管理自動化プラットフォーム「 XCockpit 」にご興味をお持ちの場合は、 CyCraft ( contact-jp@cycraft.com ) までお問い合わせください。担当者よりご連絡させていただきます。
CyCraft(サイクラフト)は、AIによる自動化技術を専門とするサイバーセキュリティ企業。2017年に設立され、台湾に本社、日本とシンガポールに海外拠点を持つ。アジア太平洋地域の政府機関、警察・防衛機関、銀行、ハイテク製造業にサービスを提供している。CyCraft の AI技術 と機械学習技術によるソリューションが評価され、CID グループ とテマセク・ホールディングス旗下のパビリオンキャピタルから強力なサポートを獲得し、また、国際的トップ研究機構である Gartner、 IDC、Frost & Sullivan などから複数の項目において評価を受けている他、国内外の著名な賞をいくつも受賞している。また、国内外を含む複数のセキュリティコミュニティ、カンファレンスに参画し、長年にわたりセキュリティ業界の発展に尽力している。