株式会社CyCraft Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:Benson Wu、以下CyCraft)の主力商品である脅威インテリジェンス・プラットフォーム 「CyberTotal」が、ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒井 透、以下 ネットワンシステムズ)において、2019年4月より導入されたことをお知らせいたします。
ネットワンシステムズでは、2017年より自社独自のSOCを立ち上げ、MSS (Managed Security Service) やMDR (Managed Detection & Response) サービス等のセキュリティ監視・運用サービスを提供してきました。この中で、セキュリティを監視するアナリストにとって、24時間リアルタイムでアラートに対応する際に、未知の新しいIOC(Indicator of Compromise:脅威の痕跡)の深い調査は負担が多く、効率化の観点でも重要な課題がありました。
今回、CyberTotalを導入したことで、セキュリティ監視をする際の各種IOC調査に必要な時間を大幅に短縮するとともに、より一層深い分析が可能になり、さらには、独自の指標ガイダンスにより判断速度を速め、業務の効率化を実現しました。
具体的にはCyberTotalは以下の特徴が挙げられ、大きな導入効果を発揮します。
CyberTotalは端末やサーバーでのインストールは一切必要なく、ログインとパスワードですぐに開始できるため、トライアルから数週間以内に効果を確認でき、容易に導入が可能です。また直観的で操作性に優れたユーザインタフェースにより、毎日更新される世界の脅威インテリジェンスに容易にアクセスすることが可能です。
ネットワンシステムズ株式会社は、お客様が利用するビジネスアプリケーションを、プライベートクラウド/パブリッククラウドを包括してセキュアに支える「クラウドシステム」を提供する企業です。そのために、常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、実際に自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。(設立:1988年2月、売上高:1,819億35百万円〔2019年3月期連結〕)
CyberTotal は CyCraft が開発した脅威インテリジェンスの収集及び整理を自動化するプラットフォームです。世界20近くのソースから集めたセキュリティ情報をアナリストがIOCの深刻度について瞬時に判断できるように整備されています。これによりアナリストは作業の効率性を高めるだけではなく、より完全な、深い脅威インテリジェンスに数クリックでアクセスでき、CSIRT及びSOCセキュリティ担当者の負担を大幅に減少できます。
CyCraft(サイクラフト)は、AIによる自動化技術を専門とするサイバーセキュリティ企業。2017年に設立され、台湾に本社、日本とシンガポールに海外拠点を持つ。アジア太平洋地域の政府機関、警察・防衛機関、銀行、ハイテク製造業にサービスを提供している。CyCraft の AI技術 と機械学習技術によるソリューションが評価され、CID グループ とテマセク・ホールディングス旗下のパビリオンキャピタルから強力なサポートを獲得し、また、国際的トップ研究機構である Gartner、 IDC、Frost & Sullivan などから複数の項目において評価を受けている他、国内外の著名な賞をいくつも受賞している。また、国内外を含む複数のセキュリティコミュニティ、カンファレンスに参画し、長年にわたりセキュリティ業界の発展に尽力している。